今日もまた蒸し暑い日が続いていますね!
あかねでは先日利用者様達がそれぞれ力を合わせて作ったアジサイの貼り絵が一階のフロアに飾っていますが、もう六月ということで梅雨のシーズンがやってまいりました。
そんな中、利用者様達が朝食後やちょっとした時間の合間によくやっている遊びがあります。
そう、それが「しりとり」です!
子供の頃なら誰もがやった言葉遊びの一種ですが、これが耳を傾けているとなかなか面白い単語が飛び出してきます。
年齢も認知の進行具合もバラバラな利用者様達ですが、高齢だからこそしりとりの独自のルールは二つ。
一つはご存知の通り、最後に「ん」がついたらダメというもの。
そしてもう一つは「同じ単語は三回(時には五回)までOk」というものです。
なるほど、認知の度合いによっては同じ単語も多く出てくるしそうなるとすぐに終わってしまうので、ご自身達で作ったこのルールは上手い具合に考えられているなと関心しました。
さてさてそんなしりとりですが、例えば「り」の始まりであれば「りんご」という単語で私たちは終わってしまいます。
しかし利用者様達のしりとりはそんなものでは終わらない!
「りんごの皮」
「キリンの足」
「ズボンを履いた女の子」
「留守番の犬」
など、一つの単語に沢山の言葉がついてきます。
これにはただただ発想力の豊かさに関心するばかりで、「ボケない様にしりとりでもやろうか」と笑いながら盛り上がる利用者様を見ると、やはり人生経験豊かな方ばかりなんだと改めて実感させられます。
それに、自主的に何かをしようと提案される姿を見ると、職員もまた「こんな楽しい事もしていただきたい!」という気持ちにも繋がります。
毎日繰り返される遊びでも、利用者様ご自身から日々気付かされたり発見したりの毎日です。職員も元気な利用者様に負けてはいられない!
もっと利用者様と沢山の遊びに触れ合い、更に沢山の発見が出来るように頑張ります!